3月23,24日は心理セラピスト養成コースである
リトリーブサイコセラピーハイパートレーニングコースの7ヶ月目でした。
「責任は自分にある」と本気で思えるか
いまの自分が問題を抱えていたり上手くいっていないと感じたとき、
「責任は自分にある」と本気で思えるか
これが問題や悩みを解決できるかできないかの分かれ目になる。
人のせいにしたり、環境のせいにしたり、親のせいにしたくなることもある。
そのほうがラクだから。
人は変えられない
だから、人が悪い、環境が悪い、親が悪いと思っている時点で、
自分には自分の問題を解決する力がない
自分で自分の生き方を変えていく力がない
と認めてしまっていることになる。
愛着障害などを抱えている場合、もちろんトラウマを持ってしまうような養育環境にいたことが要因ではあるのですが、
それでも、いまの自分の現状は、これまで自分が選んで行動してきたことの結果だ
そう思うことからしか、現状を変えていくことはできない。
自閉スペクトラム症と自己愛性パーソナリティ障害
自閉スペクトラム症(ASD:Autism Spectrum Disorder)
自己愛性パーソナリティ障害(NPD:Narcissistic personality disorder)
その関係について学びました。
話を聞いて、どちらの特徴も当てはまると感じました。
自閉スペクトラム症の特徴は少なからず当てはまる。
幼少期から落ち着きがない、手がかかると言われていたし、こだわりが強いし、無神経なことを言って人を不快な気持ちにさせることがある。
自己愛性パーソナリティ障害の特徴に至ってはほぼすべて当てはまる。
自己イメージが誇大化しているし、賞賛されたいし、人を思い通りにしたいと思うこともある。
私は医療従事者ではないので、ここからは調べてみた内容と私の感想です。
自閉スペクトラム症も自己愛性パーソナリティ障害も改善は非常に難しいようです。
自閉スペクトラム症は先天性のものであるため、特性を受け入れて、社会に適応するための訓練を行っていくのが基本方針になります。
自己愛性パーソナリティ障害は後天的なものであるため、改善の余地があるようだが、非常に難しいようです。
なぜ難しいかというと、自己愛性パーソナリティ障害は、現実の等身大の自分を認識することが困難な障害だからです。
現実の等身大の自分を客観的に認識することができなければ、何が問題で、何を改善してよいかもわからず、
そもそも自分に問題があるなどとは考えないからです。
ここが一番の問題なのです。
いま自分がこんなに苦しいのは、自分に何か問題があるのかもしれない
そう思えなければ、
自分を振り返る
自分自身を改めよう
自分の現状を変えよう
とは思えないのです。
そういった意味でも、冒頭で述べたように、
「責任は自分にある」と本気で思えるか
これに尽きると思います。
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