「りゅうまさんはいつもニコニコしてて、怒ることなんてなさそうですよね」

昔、周りからよく言われていた言葉です。

そのたびに、私は笑顔で、

「そうだねえ、怒んないねえ。怒っても無駄じゃん?楽しいほうがいいじゃん!」

と答えていました。

でも、心の中は全然違いました。

頼まれたことは、心の中でイヤだと思っても断れない

理不尽な扱いを受けても、ハハハと笑って受け流す

相手の顔色を常にうかがって、自分の本音を最初からなかったことにして相手に合わせる

というか、そもそも自分の本音がわからない!!

感情なんて重要なものじゃないし、別にどうでもいいし・・・

外側から見れば「波風を立てない、いつも優しいいい人」

これね。すべてがうまくいって、調子がいいときはいいんです。

でもなにか一つ、たった一つのいやなことがあっただけで、ものすごく落ち込む

底知れない虚しさと、さびしさが一気に押し寄せてくる

そして、誰かと一緒にいても、常に心の奥底には消えないさびしさがある

当時の私は、自分の心の仕組みをまったくわかっていませんでした。

実は、自分が「やさしい」のではなく、

「ただ、嫌われて見捨てられるのが怖くて、ビクビクしていただけだった」

ということ。

そして、心の中に湧き上がる

「本当は嫌だ!」
「ふざけるな!」

という【怒り】を力づくで抑え込んで、見ないふりをしていたことに。

「怒りを感じることは悪いこと」
「怒りを出すのは愚かな人間がすること」

そう思い込んで自分の心に蓋をし続けた結果、
私は自分の本当の「感情」や「感覚」さえも麻痺させてしまっていました。

そんな私が心理学に出会い、自分の心の内側と向き合うことになり、そこで見つけたのは、

見たくない、受け入れたくないような、ドロドロとした、

「ブラックな自分」

でした。

「あぁ、おれは見捨てられるのが怖くて、必死にいい人を演じていたんだ」
「本当はめちゃくちゃ怒っていたんだ」
「いい顔をしながら、心の中で人を見下していたんだ」

・・・・・

そして、いろいろあって結局行き着いたのは、

イヤなもんはイヤだし、好きなもんは好き
好きな人とは自分のままでつながっていきたい

そんで、仕事をがんばって終えたあとに、
好きな人と一緒にうまいメシを楽しくを食えたら、
それでけっこうしあわせだなあ

探してたものはこんなシンプルなものでした。

大人として、社会人として、夫として、親として、
いろんな役割を持って生きていく中で、

「イヤだから全部やらない」

はできないけれど、

「イヤだ」

という自分の気持ちは、自分でわかってあげられる。

怒りは、自分と自分の大切なものを守るための大切なエネルギー

怒りだけじゃなく、自分のすべての感情・感覚を大切にできたとき初めて、

「自分を大切にして生きる」

というスタート地点に立てます。

【大阪・オンライン】元いい人だった男性セラピスト3人が語る
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